高級焼肉の誕生と定着
投稿日:2023.10.23
梅田お初天神大人の神戸牛焼肉です。
焼肉は、日本を代表する国民食のひとつです。
その歴史は古く、戦後の食糧難の時代に、在日韓国人によって
ホルモン焼き屋が広まったことが始まりと言われています。
その後、高度経済成長期にかけて焼肉店が急増し、庶民的な食文化として定着しました。
そして、1970年代後半に、高級焼肉店の草分けとも言える「叙々苑」が誕生します。
叙々苑は、当時としては高級な店内で、和牛の焼肉を提供したことで人気を博し
高級焼肉ブームの火付け役となりました。
その後、高級焼肉店は全国的に広がりを見せ
現在では、高級感ある店内で、厳選された和牛を提供する焼肉店が数多く存在しています。
高級焼肉の誕生
1976年、東京・六本木に「叙々苑」がオープンしました。
創業者の新井泰道氏は、当時の焼肉店のイメージである「煙たい」「汚い」「男性客ばかり」を
払拭し、高級感のある店内で、和牛の焼肉を提供することをコンセプトに掲げました。
叙々苑は、当時としては珍しい個室を設け、店内は高級感のある赤い絨毯で敷き詰められました。
また、従業員は制服に蝶ネクタイを着用し、注文を取る際には片膝を落とすという
当時としては斬新なサービスが話題となりました。
叙々苑の登場は、焼肉の新たなジャンルを確立するとともに
高級焼肉ブームの火付け役となりました。
高級焼肉の定着
叙々苑の成功を受けて、1980年代以降、高級焼肉店が全国的に広がりを見せました。
高級焼肉店の特徴は、以下のとおりです。
- 厳選された和牛を使用
- 高級感のある店内
- 優れたサービス
高級焼肉店は、接待や記念日など、特別な日の食事に利用されるようになりました。
高級焼肉の現在
現在、高級焼肉店は、全国に数多く存在しています。
高級感のある店内で、厳選された和牛を提供する高級焼肉店は
日本を代表するグルメとして、多くの人々に愛されています。
また、高級焼肉店のメニューも、時代に合わせて変化しています。
近年では、和牛のほかにも、黒毛和牛や外国産牛肉を使用した焼肉店も増えています。
また、焼肉の食べ放題や飲み放題を提供する店も増えており
より手軽に高級焼肉を楽しむことができるようになっています。
高級焼肉は、これからも日本の食文化を牽引していく存在であり続けるでしょう。